上田さんに最後の別れ…タイガージャージーの棺で…

[ 2015年7月28日 05:30 ]

7人の歴代慶大ラグビー部主将に運ばれる上田昭夫さんの棺

 23日に難病のアミロイドーシスのために62歳で亡くなったラグビー元日本代表SHで、元慶大監督の上田昭夫さんの葬儀ミサ・告別式が27日、東京都文京区のカトリック東京カテドラル関口教会で営まれた。

 慶大の関係者や教え子、また、弟の桜井修(3年)が慶大ラグビー部に所属するアイドルグループ「嵐」の櫻井翔ら約400人が参列。慶大ラグビー部伝統のタイガージャージー色の部旗にくるまれた棺は、94年からの第2期政権時代の歴代主将7人の手によって運ばれ、最後は部歌とともに送り出された。上田さんが監督に初めて就任した84年の主将で、自らも監督を務めた松永敏宏氏は「慶応ラグビー部にとって最も大きな存在。とにかく情熱の人だった。僕も監督をやったからこそ功績の大きさが分かる」と故人をしのんだ。

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