ボストン 2024年夏季五輪立候補取りやめへ

[ 2015年7月28日 05:29 ]

 2024年夏季五輪の招致に名乗りを上げていたボストンが27日、立候補を取りやめることになった。AP通信が報じた。

 ボストンのウォルシュ市長は27日の記者会見で「納税者のお金から1ドルでも拠出を約束する書類にサインはできない」と財政支援ができないことを表明し、米国オリンピック委員会(USOC)と決裂した形となった。

 1996年アトランタ大会以来となる夏季五輪開催を目指していたUSOCは1月に立候補都市としてボストンを選んだが、市民からは反対の声が強かった。

 国際オリンピック委員会への立候補締め切りは9月15日。USOCは立候補を断念しておらず、ロサンゼルスが代替候補に挙がっている。

 24年夏季五輪にはパリやローマ、ドイツのハンブルク、ブダペストが立候補を表明している。(共同)

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2015年7月28日のニュース