日本 5連敗終戦…今後の技術的課題「最優先は守備」

[ 2015年7月28日 05:30 ]

 バレーボールの女子ワールドグランプリは米ネブラスカ州オマハで上位6チームによる決勝リーグ最終戦が26日に行われ、日本はロシアに0―3で敗れ5連敗で6位だった。日本はサーブレシーブが乱れて11―25、19―25で失い、第3セットは途中出場した古賀(NEC)が活躍したが18―25で落とした。25日に優勝を決めた米国は中国を破り5連勝。ロシアは2位、以下ブラジル、中国、イタリアと続いた。日本は8月22日からリオデジャネイロ五輪の出場権が懸かるW杯に臨む。

 日本は5戦全敗で、うち4敗はストレート負けだった。ただ、真鍋監督は「反省するところは多い」としながらも「ロンドン五輪銅メダルのメンバーが少ないので、少しでも大舞台を経験させたい思いで決勝リーグに来た」と強豪との5連戦で経験値を高めたことは評価した。日本はレシーブに苦しむ展開が続いただけに、監督は今後の技術的な課題を「最優先順位は守備」と言い切る。国内合宿では男子を相手に強打に慣れる方針。木村は「W杯で同じことにならないよう日本に帰って死に物狂いでやるだけ」と覚悟を口にした。

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2015年7月28日のニュース