快進撃続く逸ノ城 大関挑戦で14年ぶり快挙なるか

[ 2014年9月23日 22:35 ]

大相撲秋場所

 大相撲秋場所で新入幕の逸ノ城は11日目(24日)に大関稀勢の里との対戦が組まれた。昨年の実業団横綱で、幕下付け出しデビューから5場所目の逸ノ城は、東前頭10枚目で9勝1敗と快進撃を続けている。

 日本相撲協会広報部によると、新入幕力士の大関挑戦は2007年秋場所の豪栄道以来。勝てば00年夏場所に千代大海と貴ノ浪を撃破した栃乃花以来14年ぶりで、昭和以降では幡瀬川、双見山、鷲羽山、大錦、尾形(後の天ノ山)、栃乃花に次ぐ7人目の快挙となる。

 デビュー5場所目で初の大関戦は1999年春場所で貴ノ浪に挑んだ雅山と並ぶ最速で、白星を挙げると79年初場所で貴ノ花を倒した長岡(後の朝潮)を抜く最速記録(年6場所制となった58年以降)。

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2014年9月23日のニュース