王子谷 シニア初金も「決勝で1本取りたかった」

[ 2014年9月23日 05:30 ]

男子100キロ超級で優勝し、金メダルを手に笑顔の王子谷剛志

仁川アジア大会第4日

(9月22日)
 男子100キロ超級で今年の全日本選手権を制した王子谷が、金メダルを獲得した。初戦の準々決勝と準決勝は豪快に一本勝ち。決勝は相手の背負い投げを返し、有効を奪った。

 7歳で柔道を始めた直後は受け身の基本となる前転すらできず、自宅の布団で練習した努力家。10、11年と世界ジュニア連覇の実績はあるが、シニア初の総合大会でも頂点に立った。世界選手権では七戸龍(九州電力)が銀メダルを獲得。16年リオに続く最重量級の争いに加わる22歳は「決勝は一本を取りたかったが、勝てて良かった」と安どの表情を見せた。

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2014年9月23日のニュース