日本　お家芸男子８００メートルリレー覇権奪回

仁川アジア大会

（9月22日）
　日本がお家芸で覇権を奪回した。男子の８００メートルリレーは前回、中国に敗れ１５連覇を阻止された種目。第１泳者の小堀から萩野、瀬戸とトップでつなぎ、ベテランの松田が最後を締めた。

　７分６秒７４の大会記録で、孫楊、汪順が欠場した中国に９秒７７の大差をつけた。瀬戸は「みんなで泳いだ方が楽しい。リレーでも公介（萩野）は心強い」と今大会２つ目の金メダルを喜び、松田は「今の日本には勢いがある。これからも勝ち続けてほしい」と後輩たちを頼もしそうに見つめた。