年収20億円超えも!錦織 ユニクロから臨時ボーナス1億円

[ 2014年9月10日 06:00 ]

リターンを返す錦織圭(AP)

 テニスの全米オープンで日本人として初めて準優勝した錦織圭に対し、スポンサー契約を結ぶ「ユニクロ」のファーストリテイリングは9日、1億円の臨時ボーナス贈呈を決めた。準優勝賞金以外に今大会の活躍で得る収入は、今後も増加が確実。年収は昨年の11億円を大きく超える20億円に達する可能性もある。

 臨時ボーナス1億円の内訳は、ファーストリテイリングから5000万円、残り5000万円を柳井正会長兼社長が個人で負担する。同社担当者は「96年ぶりの快挙(4強入り)や、アジア男子初の4大大会シングルス決勝進出を、契約選手が成し遂げてくれたのは社として大変うれしいこと。それを踏まえて会長が決定した」と語った。

 錦織にとっては、準優勝賞金145万ドル(約1億5000万円)と合わせて約2億5000万円になるが、快進撃の“対価”はこれだけにとどまりそうにない。

 ファーストリテイリング広報によると、臨時ボーナスは契約に応じたボーナス額(非公開)とは別もの。所属契約を結ぶ日清食品も「何かしらは考えていますが、錦織選手との契約上お答えすることはできない」(広報担当者)と報奨金を検討しているとみられる。スポーツ業界に詳しい関係者は「有名選手であれば、ツアー優勝でいくら、グランドスラムのタイトル獲得でいくらなど、状況に応じてボーナスを渡すケースはあるはず」と指摘。スポンサー契約を結ぶ企業は8社あり、ボーナス額は合計数億円に上ることも考えられる。

 広告業界も熱視線を送っている。錦織は現在、ユニクロ、森永製菓、ジャックスの3社のCMに出演。広告代理店関係者は「爽やかで元気なキャラクターはターゲットを選ばない。少なくなった地上波CMも彼のおかげで増えていくと思う」と大きな期待を寄せる。CM出演料は、男子ゴルフの石川遼(22)がピーク時に「1本1億円が相場」とされており、これに匹敵するという声もある。

 米フォーブス誌が発表したプロテニス選手長者番付(13年6月~14年6月の収入)によると、錦織の年収は1100万ドル(約11億5500万円)で、そのうちスポンサー料は900万ドル(約9億4500万円)。同誌によると、スポンサー料はグランドスラム常連のロジャー・フェデラー(33)は5200万ドル(約54億6000万円)、ラファエル・ナダル(28)は3000万ドル(約31億5000万円)だった。4大大会ファイナリストの仲間入りを果たした錦織の価値も飛躍的に上がるとみられ、スポンサーやCMが一気に増えれば、年収20億円を超えるかもしれない。

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