高谷惣 男子2大会ぶり銀 リオのエースだ!

[ 2014年9月10日 05:30 ]

男子フリー74キロ級で獲得した銀メダルを手に喜ぶ高谷惣亮

レスリング世界選手権第2日

(9月9日 ウズベキスタン・タシケント)
 男子フリースタイル4階級が行われた。74キロ級の高谷惣亮(25=ALSOK)は決勝で12年ロンドン五輪銅メダルのデニス・チャーグシュ(ロシア)に2―8で敗戦。フリー男子として81年大会52キロ級の朝倉利夫以来、33年ぶりの金メダルはならなかったものの、11年大会フリー66キロ級銀メダルの米満達弘(自衛隊)以来、日本男子2大会ぶりのメダルを獲得した。高谷惣の弟で65キロ級の高谷大地(19=拓大)は3回戦で敗退。61キロ級の鴨居正和(22=山梨学院大)、97キロ級の鈴木聖二(25=岐阜工高職)は1回戦で敗れ、敗者復活戦にも回れなかった。 (宮崎俊哉通信員)

 96年アトランタ五輪で太田拓弥が銅メダルを獲得した後、日本勢が苦戦してきた74キロ級(一時76キロ級)で、高谷惣が快挙を達成した。決勝で敗れたものの激戦階級で銀。「金メダルと公言してきたのでやっぱり悔しい」と一瞬悔しそうな表情を浮かべたものの「もうちょいだと思う。世界のレベルが分かった。あと2年間でこの差は詰められる」と前を向いた。

 「自分のレスリングに徹していた。決勝はタックル後の処理にミスが出たが、来年までに確実性を高めさせたい」と男子フリースタイルの和田貴広監督。国際連盟の理事に当選した富山英明・日本協会常務理事は「メダリストになったことで、これからますます伸びていく」とリオ五輪のエースに指名した。高校3年の全日本選手権で準優勝し“タックル王子”と呼ばれた逸材が、その才能を開花させつつある。

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