錦織支えた山陰の恩師2人も快進撃称賛「精神的に進歩した」

[ 2014年9月10日 09:01 ]

テニス全米オープン最終日男子シングルス決勝

(9月8日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 錦織の準優勝を、山陰の2人の恩師が称えた。6歳から渡米前の13歳まで指導したグリーンテニススクールの柏井正樹さん(54)は松江市内のパブリックビューイングで観戦し「精神的に進歩した」と、ねぎらった。

 技術の基礎をつくったスクールは松江駅から自動車で10分ほど離れた小高い丘の住宅地にある。初めて会った時の印象を振り返った。「母親と一緒に来ておびえるように僕を見上げていました。内気な子というふうに感じました」

 鳥取市内の自宅で観戦した遊ポートテニスクラブ代表の石光孝次さん(44)は錦織が小学2年の時に出会って指導。ボールをラケットの真ん中で捉える力がずば抜けていたといい「相手の裏をかくプレースタイルは昔と同じ」と指摘した。

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2014年9月10日のニュース