開幕まで2年のリオ五輪 「必ず成功」と組織委会長

[ 2014年8月5日 08:47 ]

 5日で開幕まで2年となるリオデジャネイロ五輪の大会組織委員会は4日、リオデジャネイロ市内で記者会見し、ヌズマン会長は「連邦と州、市の結束ぶりに誇りを感じている。最大で最も複雑な国際イベントに必ずや成功する」と遅れが懸念されている準備状況に自信を示した。

 競技会場は既存施設が多いが、路面電車や幹線道路などの整備を含めた総経費は367億レアル(約1兆7千億円)に上る。パエス市長は「公共交通機関の輸送力は現在の3倍になる。これまでの五輪で街が最も美しく生まれ変わる大会になる」と開催意義を強調した。

 メーン会場となる五輪公園があるバーラ地区はほとんどの競技施設が15年末までに工事を終えるが、デオドロ地区は準備が遅れ、16年4月以降まで工事が続く見通し。パエス市長は「ブラジル人は必ずしも期限を守ることで知られてはいないが、やればできるところを見せたい」と述べた。(共同)

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2014年8月5日のニュース