琴奨菊 がぶって圧倒、横綱戦2連勝で勝ち越し

[ 2014年3月22日 20:34 ]

琴奨菊が寄り切りで日馬富士を破る

大相撲春場所14日目

(3月22日 ボディメーカーコロシアム)
 前日に白鵬を破った琴奨菊は、日馬富士をがぶって寄り切った。横綱戦2連勝での勝ち越しに「気持ちだけは負けないように取った」と振り返った。

 昨年負った右大胸筋断裂の大けがの影響から「素早く(相手に)密着する相撲を覚えたい」と試行錯誤を続けている。鶴竜と対戦する千秋楽に向け「いい相撲で終わりたい」と誓った。

 ▼北の湖理事長(元横綱)の話 鶴竜にとっては優勝に近づく大きな一番だった。突っ張りから休まないのが良かった。上手もいいところを取って、うまく寄った。白鵬は立ち合いで上体が浮いたまま、受けてしまった。鶴竜は日馬富士、稀勢の里、白鵬に勝ち、乗っている。千秋楽(の注意点)は緊張だけだ。

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2014年3月22日のニュース