美香 笑顔の今季ベスト68 上々18位スタート 

[ 2014年3月22日 05:30 ]

第1ラウンド、1番でティーショットを放つ宮里美香

USLPGAツアー・JTBCファウンダーズ・カップ 第1日

(3月20日 米アリゾナ州フェニックス ワイルドファイアGC=6583ヤード、パー72)
 今季初めて米国本土で行われた大会で、宮里美香(24=NTTぷらら)が6バーディー、2ボギーの4アンダー、68で回り、18位とまずまずのスタート。67で回った野村敏京(21=フリー)が日本勢最高の11位。上原彩子(30=モスフードサービス)は69で33位、宮里藍(28=サントリー)は71で62位、有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は73で94位と出遅れた。64をマークした韓国のイ・ミリム(23)が首位に立った。

 今季のベストスコアで回った宮里美は「ショットがよかったので、パットもよく入ってくれた。前半からいいイメージでラウンドできた」と笑顔で振り返った。出だしの1番で2メートル、2番も1メートルを沈めて2連続バーディー発進し勢いに乗った。スコアを3つ伸ばして迎えた15番パー5では「エッジまで残り209ヤードあったのでとりあえず乗ればいい」と楽な気持ちで打った第2打がピン下20メートルに2オン。そこから2パットで6個目のバーディーを奪った。

 例年は正月を地元・沖縄で過ごすが、今回は昨年12月下旬には自宅のあるフロリダへ戻った。ウエッジとパター以外のクラブを変更したため「調整を含めて早めに戻った」という。慣れ親しんだクラブを変更することはリスクを伴うが、時間をかけて調整したおかげで「違和感なく振れている」と感覚は上々だ。

 大会コースは砂漠地帯にあるため、空気が乾燥している。「いつもより半クラブくらい飛ぶ。その辺のジャッジが難しい」と警戒するが、「あと3日ある。気分よく回りたい」と優勝争いへ意欲を見せた。 

 ▼11位・野村敏京 7番のイーグルはビックリしたけど、いいご褒美。(7番パー4は残り97ヤードの第2打をSWで直接カップイン)

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2014年3月22日のニュース