ソチ銀メダルの平野歩夢が地元凱旋 1万2000人「おめでとう」

[ 2014年3月2日 17:30 ]

 ソチ五輪スノーボードハーフパイプ(HP)で銀メダルに輝いた平野歩夢(15)が2日、地元の新潟県村上市の繁華街約2キロを凱旋パレードした。冬季五輪の日本人最年少メダリストを一目見ようと、市民ら約1万2000人が詰め掛けた。

 平野は赤のオープンカーに乗り、村上市役所を出発。「おめでとう」「頑張ったね」と声を掛けられると、首から下げた銀メダルを見せながら、笑顔で応えた。沿道は写真を撮る人たちであふれ返り、大興奮に包まれた。

 続いて開かれた報告会で、平野は「多くの人が支えてくれたおかげでメダルが取れた。応援ありがとう」と感謝の思いを述べた。

 パレードを見ていた村上市の無職高橋小代子さん(65)は「本当によくやった。メダルのための努力を考えると涙が出てくる」と感動した様子だった。

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2014年3月2日のニュース