小学6年で被災 石巻市出身鈴木「一日でも早く稼ぎたい」

[ 2014年3月2日 05:30 ]

大相撲春場所の新弟子検査で身長を測る川端翔伍

大相撲春場所新弟子検査

 3年前の東日本大震災の被災地だった宮城県石巻市出身の鈴木は1メートル66、105キロでプロへの扉を開け「合格してよかった」と笑った。

 小学6年で被災し、石巻の実家が津波で流されて仮設住宅暮らし。もともと柔道をやっていたことで中学1年の夏、仮設住宅がある石巻市桃生町に玉ノ井部屋がちゃんこの炊き出しに来てスカウトされた。現在は桃生町に新たに家を建てることを計画。「関取になって、一日でも早く稼げるようになりたい」と目標を掲げた。

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