びわ湖毎日マラソン 日本人トップは佐々木の2位 川内は4位

[ 2014年3月2日 13:07 ]

びわ湖毎日マラソン

(3月2日 滋賀・大津市皇子山陸上競技場)
 びわ湖毎日マラソンは2日、大津市皇子山陸上競技場発着で今秋のアジア大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねて行われ、バズ・ウォルク(エチオピア)が2時間9分10秒(速報タイム)で優勝した。佐々木悟(旭化成)が2時間9分47秒で2位だった。川内優輝(26=埼玉県庁)は2時間10分37秒のタイムで4位だった。

 日本人トップでゴールした佐々木は33キロあたりからキプルト(26=ケニア)とウォルクとトップを争い、34キロ地点でキプルトと接触するアクシデントも見られたが、動揺せずにレースを続けた。その後、3位に下がったがトラックで2位キプルトを追い抜いた。佐々木は02年の武井隆次(2時間8分35秒 )以来の同大会日本人選手の優勝を目指したが惜しくも2位に終わった。

 佐々木は「30キロまでいいペースだったので、もう少しタイムが出せれば良かった。(アジア大会の選考について)考えていない。何も言えない」と語った。

 先月23日の東京マラソンでは、松村康平(27=三菱重工長崎)が日本人トップの8位(2時間8分9秒)でゴール。小林光二(25=SUBARU)も2時間8分51秒で9位に入っている。昨年12月の福岡国際マラソンでは、川内が日本人トップの3位(2時間9分5秒)でゴールしている。

 ▼バズ・ウォルクの話 とても幸せな気分だ。30キロすぎからスパートをかけることは決めていた。最後まで自分を信じたことがこの結果につながった。

 ◇アジア大会男子マラソン代表選考 昨年12月の福岡国際、2月の東京、びわ湖毎日の3大会の日本人上位3人から最大2人を選ぶ。アジア大会で優勝すれば2015年世界選手権(北京)代表となり、世界選手権で8位以内に入った日本人最上位が16年リオデジャネイロ五輪代表に決まる。

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2014年3月2日のニュース