礼留飛22位で日本勢最高「1桁順位のチャンスだった…」

[ 2014年3月2日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子

(2月28日 フィンランド・ラハティ)
 28日に個人第22戦(HS130メートル、K点116メートル)が行われ、日本勢はソチ五輪団体銅メダリストの清水礼留飛(雪印メグミルク)が119・5メートル、115・5メートルの合計224・0点で22位に入ったのが最高だった。セベリン・フロイント(ドイツ)が131メートル、127・5メートルの276・6点で今季3勝目。渡瀬雄太(雪印メグミルク)は25位、竹内択(北野建設)は30位、栃本翔平(雪印メグミルク)は2回目に進めずに38位だった。葛西紀明(土屋ホーム)は26日の第21戦で右膝を痛めた影響で欠場した。

 20歳の清水は2回目に順位を7つ落とした。「しくじった。1桁順位のチャンスだった。狙ったわけではないけれど…」と悔しがった。五輪団体で銅メダルに貢献してから初めての実戦だった25日の第21戦予選で、飛び出し直後に体を前傾しすぎて失速し通過できなかった。その反省からこの日の2回目は体を起こすイメージで飛び出したが、逆に空中でブレーキになった。思い切りの良さが持ち味だが、「試合で試すことではなかった」と下を向いた。

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2014年3月2日のニュース