義眼のランナーが栄冠 ウォルク「自分を信じて頑張った結果」

[ 2014年3月2日 19:53 ]

びわ湖毎日マラソン

(3月2日 滋賀・大津市皇子山陸上競技場)
 ウォルクが粘りを発揮し、栄冠をつかんだ。子どものころに左目を失明し、片目しか見えない中でマラソンを始めた義眼のランナーは「靴擦れがひどくてペースが上げられなかった」アクシデントを乗り越えた。

 三つどもえの展開に一度は遅れた。それでも、必死に追いかけ、最大の敵だったキプルトが佐々木と交錯して左太ももを痛めたこともあり、逆転に成功した。「自分を信じて頑張った結果が出た」と誇らしげだった。

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2014年3月2日のニュース