W杯団体第3戦 五輪銅の日本は8位 葛西は右膝痛で欠場

[ 2014年3月2日 09:35 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1日、フィンランドのラハティで団体第3戦(HS130メートル、K点116メートル)が行われ、竹内択(北野建設)栃本翔平、渡瀬雄太、清水礼留飛(いずれも雪印メグミルク)で臨んだ日本は合計873・5点で8位に終わった。

 ソチ冬季五輪銅メダルのメンバー2人が入った日本だが、1回目に1番手の竹内が112メートルにとどまるなど8位でスタートすると、2回目も順位を上げられなかった。五輪銀のオーストリアが合計973・5点で制し、ドイツが2位、ノルウェーが3位だった。

 五輪のラージヒル銀、団体銅メダリストの41歳、葛西紀明(土屋ホーム)は右膝痛で欠場した。

 ▼清水礼留飛の話 上位と離れていたかもしれないが4番手でも緊張はしなかった。大きなミスはなかったと思う。一つ一つ階段を上がれるようにやっていく。

 ▼栃本翔平の話 2回ともタイミングが遅れて、いいジャンプではない。レベルは高いが(今後、上位に入る)チャンスはあるので逃さないようにしたい。

 ▼竹内択の話 2回目は五輪の後で一番良かった。少しずつ良くなれば。五輪とは違う試合と思って臨んだ。調子がいい選手がチームに1人いないと順位も上がってこない。(共同)

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2014年3月2日のニュース