川内 無名学生に負けちゃった「ガツーンと殴られた気分」

[ 2014年1月13日 05:30 ]

ハーフマラソンの部で優勝した池上(右)と川内

 公務員の最強市民ランナーが、無名の学生に負けた。男子マラソンの川内優輝(26=埼玉県庁)が12日、荒川河川敷で行われた「谷川真理ハーフマラソン」に出場。市民ランナーの大会のため圧勝するかと思いきや、1時間4分17秒の2位に苦もんの表情。

 1時間3分9秒の大会新記録で優勝した京都教育大2年の池上秀志(ひでゆき、20)に大差をつけられ、川内も「タイム的には予定通りだったけど完敗ですね…。実業団でも関東の強豪校でもないのに、強い人がいるなって実感できた」と脱帽だ。中間点付近で突き放されると、珍しく無抵抗のままフィニッシュ。3月のびわ湖毎日マラソンに向け「新年早々、頭をガツーンと殴られた気分。これから頑張っていかないと。抜け出したらそのままゴールする、池上君みたいな走りをしたい」と気合を入れ直していた。

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2014年1月13日のニュース