森元首相 東京五輪組織委員会会長に 就任を受諾

[ 2014年1月13日 05:30 ]

 森喜朗元首相(76)は12日夜、20年東京五輪開催に向けた準備を統括する大会組織委員会会長への就任を受諾した。

 下村博文五輪担当相(文部科学相)の要請に「内諾させていただく」と述べた。下村氏が明かした。近く日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長らと会談し、正式決定する。下村氏は森氏起用に関し「日本体協会長を務め、国内のスポーツ界、財界のほか国際的にも一番ネットワークを持っているので、適任だと判断した」と説明。JOCの竹田会長は「森さんは五輪招致でも尽力された功労者。適任だと思う」と語った。森氏は11年まで日本体協会長で現在は日本ラグビー協会会長。招致段階から舞台裏で尽力し、あるスポーツ団体関係者は「オールジャパン態勢を築けたのは森さんのおかげ。組織委も軌道に乗せてもらいたい」と期待した。

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2014年1月13日のニュース