稀勢 準決勝で白鵬破りV!大相撲ジャカルタ巡業初日

[ 2013年8月25日 06:00 ]

 東南アジアで初めて座布団が舞った!大相撲ジャカルタ巡業は24日、インドネシア最大規模の室内競技場イストラスナヤンで初日を迎え、トーナメントでは大関・稀勢の里(27=鳴戸部屋)が優勝。準決勝で白鵬を寄り切って“波乱”を起こすと、相撲の文化に詳しい現地のファンから座布団が投げられた。

 すぐさま「座布団は絶対に投げないでください」と日本語とインドネシア語の両方でアナウンスされると、約8割埋まった7235人の会場は大盛り上がり。決勝でも日馬富士を押し出し、大関昇進後初タイトルをゲットした27歳は「自信になるし、海外の人から声援をもらうのはうれしい」とはにかみ、座布団が飛んだことには「相撲が好きな人が多いなと思った」と感心していた。

 7月の名古屋場所では両横綱を倒しながら、11勝に終わったが、08年ロサンゼルス巡業最終日以来2度目の海外タイトルに「いい相撲を取らなきゃいけない。上の力士がやれば(下も)ついてくる」と看板力士としての責任感を示した。

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