3連覇目指す浅見「早く試合を」 高藤は「最高でも最低でも金」

[ 2013年8月25日 17:23 ]

 柔道の世界選手権が26日から9月1日までリオデジャネイロで行われ、男女9人ずつが出場する日本勢は、金メダル1個に終わった昨夏のロンドン五輪の雪辱を期す。日本は24日の練習を報道陣に公開し、先陣を切る女子48キロ級の浅見八瑠奈(コマツ)と男子60キロ級の高藤直寿(東海大)らが汗を流した。

 2010年、11年優勝の浅見は「目標は3連覇。わくわくしているし、早く試合がしたい」と明るい表情で意気込んだ。日本女子は世界選手権で、48キロ級の田村亮子が1993年から2003年まで6連覇、旧72キロ級、78キロ級の阿武教子が97年から03年まで4連覇した。

 五輪で史上初の金メダルなしと惨敗した男子は昨秋から井上康生監督の下で再出発。初出場で20歳の高藤は「勝てば井上監督にとって初めての金メダルになる。最高でも最低でも金メダル」と強気に語った。

 世界選手権は五輪開催年を除き10年から毎年開催。今大会は男女各7階級と団体戦を実施する。(共同)

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2013年8月25日のニュース