5冠萩野 世界水泳で日本選手異例の6種目に登録

[ 2013年6月29日 18:14 ]

 日本水連は29日、世界選手権(7~8月・バルセロナ)の競泳個人種目のエントリーを発表し、4月の日本選手権で大会史上最多の5冠を達成した18歳の萩野公介(東洋大)は男子200メートルと400メートルの個人メドレー、100メートルと200メートルの背泳ぎ、200メートルと400メートル自由形の6種目に登録した。

 800メートルリレーと400メートルメドレーリレーにも出場の可能性があり、日本選手異例の多種目挑戦となる。日本水連の上野広治競泳委員長は、ロンドン五輪銅メダルを獲得した種目で世界選手権最終日に行われる400メートル個人メドレーに期待し「(金メダルの)可能性が一番ある。最初の400メートル自由形で銅メダル以上を取って勢いをつけられるかが鍵になる」と語った。

 男子平泳ぎでは、山口観弘(東洋大)が世界記録を持つ200メートルと100メートル、30歳の北島康介(日本コカ・コーラ)が100メートルと50メートルにエントリーした。

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