錦織 初の4回戦進出ならず…「精神的に守りに」

[ 2013年6月29日 22:49 ]

男子シングルス3回戦でアンドレアス・セッピに敗れ、うなだれる錦織圭

 テニスのウィンブルドン選手権第6日は29日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦で第12シードの錦織圭(日清食品)が第23シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)にフルセットの末6―3、2―6、7―6、1―6、4―6と逆転負けし、自身初のウィンブルドン4回戦進出はならなかった。

 錦織は第1セットを6―3で取ったが、第2セットは2―6で落とした。第3セットはタイブレークの末に7―6で競り勝った。だが、第4セットは1―6で落としセットカウントは2―2に。球足が速く弾まない芝のコートで低い姿勢での返球を続け、最終セットに入る前には腰のマッサージを受けた。左膝にサポーターも付け踏ん張ったが、最終セットも4―6で落とした。

 錦織はセッピの切れのあるサーブと強打に対してミスが目立ち、四大大会で全豪オープン、全仏オープンに続くベスト16入りを逃した。

 ▽錦織圭の話 悔しい。ランキングも実力も上がってきている中で、もう少し勝ちたかった。(セッピは)2セット目からがらりとプレーが変わり、ミスも減って積極的になった。精神的に守りに入ってしまった。

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