美香 2日目バーディー発進も…後半崩れ5オーバー

[ 2013年6月29日 06:00 ]

第2ラウンド、10番でティーショットを放つ宮里美

USLPGAツアー 全米女子オープン選手権第2日

(6月28日 米ニューヨーク州サウサンプトン セボナックGC=6796ヤード、パー72)
 初日は72で回り日本勢トップの28位につけた宮里美香(23=NTTぷらら)は、2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーで、通算5オーバーに後退した。

 曇り空となった第2日。インから出た宮里美は出だしの10番でバーディーを奪い、前半はイーブンパーで折り返した。しかし、後半は1番をボギーとすると、3番パー3はグリーン右からの第2打を3・5メートルに寄せたが、3パットして痛恨のダブルボギーを叩いた。さらに7番、9番もボギーと失速した。

 初日はイーブンパーと粘りのプレーを見せた。「スタートホールは何やってるんだろうと思ったけど、(その後は)普段通りにできた」。バンカーからの脱出に失敗した出だしの1番でボギーを叩きつまずく。しかし、3番パー3ではティーショットがピンに当たる絶妙なショットを披露しバーディー。4番も第2打を1メートルにつけてバーディーを奪った。その後はピンチに耐え、17番パー3ではバンカーから1メートルに寄せるなど粘り抜いた。

 前週のアーカンソー選手権では今季自己最高の3位となり調子は上向き。世界ランク1位でメジャー2連勝中の朴仁妃(パクインビ)について聞かれ「正直、差はない」と話す姿には自信がにじんでいた。しかし、第2ラウンドは前半に粘りを見せたものの、後半は苦しいプレーに終始した。

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2013年6月29日のニュース