藍、巻き返した!16番までで暫定23位 美香は54位後退

[ 2013年6月29日 09:52 ]

第2ラウンド、濃霧のため17番で待機する宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープン選手権は28日、ニューヨーク州サウサンプトンのセボナックGC(パー72)で第2ラウンドを行ったが濃霧で41人が競技を終えられなかった。81位から出た宮里藍は16番まで消化し5バーディー、3ボギーで、通算2オーバーの暫定23位と盛り返した。29日に、続きと第3ラウンドを行う。

 メジャー大会3連勝を狙う朴仁妃(韓国)が68で回り、通算9アンダー、135で暫定首位。28位スタートの宮里美香は77と崩れて5オーバーで、13番終了の上田桃子と並ぶ同54位に後退した。75だった上原彩子は、14ホールを消化した佐伯三貴とともに6オーバーの同65位。78をたたいた有村智恵は10オーバーの同102位で予選通過は厳しくなった。

 ▼宮里藍の話 要所でいいパットも決まって、流れを切らない一日だった。(前日から)うまく気持ちの整理ができた。とりあえず残りの2ホールを確実に終わって、うまく流れをつくっていきたい。

 ▼宮里美香の話 前半はずっと我慢していたのに、後半は風の計算が難しく、3パットもしてしまった。後半はコースに負けた感じがするので(3日目は)コースをちゃんと攻略したい。

 ▼有村智恵の話 最終ホールの9番はティーショットのミスで「8」にしてしまった。何やっているんだろうと思った。最後の最後にやってしまった。パット以外はだいぶいいゴルフができていたのに。

 ▼上田桃子の話 出だしの3ホールでショットが悪く立て続けにミス、ミス、ミスだった。その後は自分なりに我慢できた。残り5ホールはこの(霧の)中でやるより良かった。

 ▼佐伯三貴の話 トリプルボギーはバンカーから出ずに3回打ってしまった。5番まで(14ホール)終わって6オーバー。3日目ちょっと頑張らないと。いい風が吹いてくれたらいいな。

 ▼上原彩子の話 風もあったし本当に難しかった。予選通過ラインは全然分からず、目の前の一打を頑張るしかなかった。上位の選手と、パットが違い過ぎる。(共同)

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