有村 ノーボギー65で首位並んだ!米ツアー初Vへ成長自負

[ 2013年6月24日 06:00 ]

第2ラウンド、18番でショットを放つ有村智恵

USPGAツアー アーカンソー選手権第2日

(6月22日 米アーカンソー州ロジャーズ ピナクルCC=6344ヤード、パー71)
 4位から出た有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)が首位に並んだ。アイアンが次々とピンを刺し、ボギーなしの6バーディーで65。通算10アンダーまで伸ばした。前半の3バーディーは全て3メートル以内だったが、後半はさらに切れ味が増した。11番パー3は1メートルにピタリ。上がり2ホールも1メートル以内につけて連続バーディーと、ショットメーカーの実力をいかんなく発揮した。

 今季は米国の芝に対応しきれずパットで苦しんできたが、4番で下り3メートルのフックラインのパーパットを沈め「自分の中でゆとりが持てた」という。これがショットにも好影響を与えた。

 最終日を首位で迎えるのは11年HSBC女子チャンピオンズ以来2度目。前回は1打差をウェブに逆転されて2位に終わった。今回も世界ランク2位のルイスが首位タイ、同1位の朴仁妃が2打差と、上位に強豪がひしめいている。だが、2年の間に成長した自負はある。「プレッシャーのかかる位置で、どういうゴルフができるか、かみしめながらやりたい」。米初勝利は手を伸ばせば届くところにある。

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2013年6月24日のニュース