上村会長「改革を軌道に乗せることが必要」「投げ出すのは無責任」

[ 2013年6月24日 19:54 ]

全柔連の臨時理事会後、記者会見する上村春樹会長

 全日本柔連連盟の上村春樹会長が24日、自身の進退などを語った。一問一答は次の通り。

 ―辞任のめどは。

 「改革を軌道に乗せることが必要で、次の体制につなげるための準備にある程度時間がかかる。10月の理事会は大きなめどになる」

 ―決断への経緯は。

 「(助成金不正受給を調べる第三者委員会の)最終報告で27人が不正受給とされたのは、私の責任で配慮する必要があった。きょう(24日)の朝に決断した」

 ―早く辞めるのが信頼回復になるのでは。

 「改革を途中で投げ出すのは無責任だと思う。(改革を進めて)信頼回復をしたい」

 ―辞意の二転三転は。

 「二転三転しているわけではない。当初から最終報告を精査した上で判断したいと言っていた」

 ―谷亮子氏への期待は。

 「日本の女子柔道を代表する人。参院議員として活動しフレッシュな頭もしている。そういう観点からご意見いただきたい」

 ―今の心境は。

 「いろんな心境はあるが、これからも柔道に携わりたいし、バックアップしていきたい」

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