ソチ五輪「聖火」初の宇宙遊泳へ 11月、若田さん搭乗船で搬送

[ 2013年6月24日 19:31 ]

若田光一さん

 ロシア宇宙庁とソチ冬季五輪組織委員会は24日、国際宇宙ステーションに滞在するロシアの宇宙飛行士が今年11月、五輪の「聖火」とともに宇宙遊泳すると発表した。「聖火」は、日本の宇宙飛行士、若田光一さん(49)らが搭乗する宇宙船ソユーズで宇宙に向かう。

 「(宇宙飛行士と)聖火の宇宙遊泳は五輪史上初めて」としている。しかし、安全のために炎は一切ともさず、実際はトーチだけを使ったパフォーマンスとなる。

 このトーチは、若田さんらが同ステーションに到着した後、交代で地球に戻る飛行士が持ち帰り、来年2月の五輪開会式で聖火台への最終点火に使う。

 聖火は10月7日にアテネからモスクワに到着する。北極圏やシベリアのバイカル湖などを巡り南部のソチへ運ぶ。(共同)

続きを表示

2013年6月24日のニュース