両親涙、元プロの父「感無量です」母は赤いプラカードで応援

[ 2013年6月24日 06:00 ]

父・健一さん(左)、母・裕子さん(右)と優勝カップを手に笑顔の小平

男子ゴルフツアー 日本ツアー選手権宍戸最終日

(6月23日 茨城県笠間市 宍戸ヒルズカントリークラブ西コース=7402ヤード、パー72)
 優勝の瞬間、小平の両親は涙を流して喜んだ。元プロゴルファーの父・健一さんは「こんなに早く優勝できるとは思わなかった。感無量です」と喜びを語った。普段は自宅観戦する母・裕子さんは小平が中学生の時から会員だった鷹GC(栃木)の関係者らと「それ行け!小平智」という赤いプラカードを持って応援。「私が来たらいつも崩れていたので来ないほうがいいかと思ったのですが、もし優勝したらと思って」と話し、愛息を見つめた。

 ≪減量で飛距離アップ≫小平は“ダイエット効果”で飛距離アップを実現させた。1メートル72の引き締まった体形だが、開幕前は80キロあったという。「歩くだけでハァハァするし、痩せないとまずい」と炭水化物を摂取し過ぎないように気をつけ、ランニングの距離も3~4キロから5キロ程度まで延ばして体重を7キロほど落とした。これに伴い「1Wの距離も出るようになった」という。

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2013年6月24日のニュース