34歳野口、リオに意欲 高地合宿先の米国へ出発

[ 2013年5月22日 17:45 ]

世界選手権に向けた米国での高地合宿を前に、意気込みを話す女子マラソンの野口みずき

 2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストで34歳の野口みずき(シスメックス)は22日、高地合宿先の米コロラド州ボールダーに出発する前の成田空港で、3年後のリオデジャネイロ五輪出場に意欲を示した。

 08年北京五輪欠場後は故障に苦しんだ。だが3月の名古屋ウィメンズで3位に入って10年ぶりに世界選手権(8月・モスクワ)代表に選ばれるなど、復調してきた。「去年は(五輪を)意識しなかったが名古屋の後に思うようになった。故障がなくなったこともある」と話した。

 米国では世界選手権女子マラソン代表が6月下旬まで合同合宿する。福士加代子(ワコール)は既に現地入りし、木崎良子(ダイハツ)は6月上旬に合流する予定で、野口は「わくわくしている。レースまで刺激しあいたい。チームワークを築いて本番に臨みたい」と笑みを浮かべた。

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2013年5月22日のニュース