十両近づくエジプト出身の大砂嵐「終わってみて優勝ならOK」

[ 2013年5月22日 17:13 ]

大相撲夏場所11日目

(5月22日 両国国技館)
 アフリカ大陸出身初の力士で東幕下7枚目の大砂嵐(大嶽部屋)が笹ノ山(木瀬部屋)に押されながら突き落とし、6戦全勝とした。エジプト生まれで21歳の大砂嵐は「立ち合いが遅くて全然駄目。反応だけ良かった」と首をひねった。

 残り1番に勝って全勝優勝すれば、初土俵から所要8場所での新十両昇進が有力になる。これは小錦、把瑠都と並ぶ外国出身者の最速記録(年6場所制になった1958年以降初土俵、幕下付け出しを除く)だ。「一日一日が大事で、優勝のことは考えない。終わってみて優勝ならOKだ」と気合を入れた。

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2013年5月22日のニュース