CAS、室伏の訴え却下…IOC選挙活動違反で資格取り消し

[ 2013年5月22日 17:14 ]

 昨年のロンドン五輪で行われた国際オリンピック委員会(IOC)選手委員選挙で、陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手(38)=ミズノ=の当選が無効とされた問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は22日、選挙規定違反はなかったとする室伏選手と日本オリンピック委員会(JOC)の訴えを却下した。

 室伏選手は当選に必要な票数を獲得したが、IOCは選挙活動で違反があったとして候補者資格を取り消した。室伏選手とJOCは、IOCの決定を不服として昨年9月にCASに提訴した。JOCがCASに係争を持ち込んだのは初めてだった。(共同)

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2013年5月22日のニュース