元十両益荒海が引退 まだ24歳…首の負傷で

[ 2013年5月22日 20:23 ]

 大相撲の元十両で西幕下51枚目の益荒海(24)=本名黒沢幸太、愛知県豊田市出身、阿武松部屋=が夏場所限りで現役引退することが22日、分かった。師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)は「首の負傷で思い切った稽古ができなくなった。残念だが、本人が決断した」と話した。今場所は全休する。

 益荒海は体の小さな入門希望者を対象にした第2新弟子検査で合格し、2004年春場所に初土俵。10年春場所で新十両となり、172センチの小兵ながら突き、押しを武器に十両に通算10場所在位した。最高位は西5枚目。昨年秋場所から幕下に転落していた。

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