川内“一転”実業団と共闘宣言「ジャパンとして」

[ 2013年5月22日 06:00 ]

記念撮影に応じる世界陸上マラソン代表の(前列左から)藤原正和、野口みずき、前田和浩、(後列左から)川内優輝、堀端宏行、中本健太郎

 公務員の最強市民ランナーが、実業団勢と共闘する。8月の陸上世界選手権男子マラソン代表の川内優輝(26=埼玉県庁)、前田和浩(32=九電工)、堀端宏行(26=旭化成)、藤原正和(32=Honda)、中本健太郎(30=安川電機)が21日、都内でメディカルチェックなどを行った。

 これまで実業団ランナーに対して闘志を燃やしていた川内だが昼食や待合室では互いに会話を交わし、友好モード。「いろんなタイプの選手が集まった。選ばれたからには、ジャパンとして頑張りたい」と共闘を誓った。

 今後、藤原は英国で10キロの大会に出場するが、前田、中本、堀端は調整に集中する。一方の川内は6レースにエントリー。「僕はいっぱいレースに出るし、オープンな選手ですね。ケガや体調は一目瞭然。衆人環視ですから」。共闘する本番まで、川内は我流を貫く。

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2013年5月22日のニュース