笠 1差だ!2位タイ浮上!ツアー3勝目見えた

[ 2013年5月19日 06:00 ]

14番、バーディパットを沈め笑顔でギャラリーの声援に応える笠

女子ゴルフツアー ほけんの窓口レディース第2日

(5月18日 福岡県福岡市・福岡カンツリー倶楽部和白コース=6304ヤード、パー72)
 笠りつ子(25=京セラドキュメントソリューションズ)が7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算5アンダー、139で初日の31位から、首位に1打差の2位に急浮上した。若林舞衣子(24=ヨネックス)、一ノ瀬優希(24=加賀電子)も2位に並び、68で回り通算6アンダーまで伸ばしたO・サタヤ(29=タイ)が首位に立っている。

 笠がこの日のベストスコアとなる66を出し、首位戦線に飛び込んできた。「アプローチとパットがいい感じでした」と出だしの1番で3メートルを沈めると3番は6メートル、4番も2メートルを決めて前半だけで3バーディー。後半のインでも4バーディー(1ボギー)を奪った。

 開幕からの7試合でベスト10入り5度と好調な出足だった笠だが、ここ2試合はパッティングの不振で連続で予選落ち。「知らず知らずにボールの位置が左足側に寄りすぎていた。真ん中寄りに戻したら本来の自分のラインが出せるようになった」とボールを置く位置を微調整すると、早速、効果が出た。「今はチャンスだと思うし、勝ちたい気持ちはある」。パットの復調で昨年4月、ヤマハ・レディース葛城以来となるツアー3勝目がはっきりと見えてきた。

 ▼1位 O・サタヤバンポット ショットが良かった。特にウエッジがピンの近くに寄ってくれた。最終日はリラックスして良いゴルフをしたい。(日本ツアー初優勝に王手)

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2013年5月19日のニュース