44歳深堀 67で2位“完全復活”へのろし

[ 2013年5月17日 06:00 ]

9番、ラフから第3打となるアプローチショットを放つ深堀圭一郎

男子ゴルフツアー 日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯第1日

(5月16日 千葉県印西市 総武CC総武C=7327ヤード、パー71)
 深堀が2度目のメジャー制覇で“完全復活”を目指す。「ショットが良かった。大きなミスはなかった」とインから出た前半で2バーディーを奪うと、後半も1、6番でバーディーとスコアを伸ばした。

 03年に日本オープンを制した男も、右足底痛の影響で09年から3年間シード落ち。挫折を味わったが、生涯獲得賞金25位以内の資格で臨んだ昨季は、今大会で2位に入り復活のきっかけをつかんだ。43歳の丸山茂樹は左手親指付け根痛などから今季シード落ち。42歳の田中秀道もシードを失っており「40歳を超して打ちのめされ、現場に戻ってこられない選手がいる。自分は2度花を咲かせる選手になりたい」と再び栄光をつかみ、仲間に勇気を与えるつもりだ。

 この日は95年の覇者で1月3日に急死した佐々木久行氏(享年48)を悼み、尾崎将司らと喪章をつけてプレー。同氏と親交があった深堀は「この辺にいると思う」と、天国から見守る佐々木氏に、2度目のメジャー優勝を誓った。

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2013年5月17日のニュース