ラロビッチ体制で五輪存続図る 国際レスリング連盟が理事会

[ 2013年5月17日 22:58 ]

 国際レスリング連盟(FILA)は17日、モスクワで理事会を開き、ラロビッチ会長代行の下で団結して2020年夏季五輪での実施競技存続を図ることを確認した。返り咲きを目指したマルティネッティ前会長は、会長選への立候補を取りやめた。

 前会長はレスリングが除外候補になった責任を取る形で、2月の理事会で退任した。だが後を継いだラロビッチ会長代行の運営を不満とし、18日に開かれる臨時総会での会長選に立候補する構えを見せていた。ラロビッチ氏は「私が唯一の立候補者になる」と述べた。

 臨時総会では、国際オリンピック委員会(IOC)から指摘された競技や組織の欠点を改善するため、実施階級やルールの変更、運営に女性や選手代表を登用するなどの改革案を協議する。(共同)

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2013年5月17日のニュース