体操W杯男子個人総合 加藤 2位発進も不満

[ 2013年4月7日 06:00 ]

2位発進の加藤

 体操のW杯東京大会第1日は6日、駒沢体育館で個人総合の前半が行われ、男子の加藤凌平(19=順大)は44・300点で2位発進。田中和仁(27=徳洲会)は42・800点で最下位の7位と出遅れた。女子は寺本明日香(17=レジックスポーツ)が28・775点で2位、美濃部ゆう(23=朝日生命)が25・625点で最下位の8位だった。

 フラストレーションのたまる前半3種目だった。ロンドン五輪団体総合銀メダルメンバーの加藤は、得意の床運動でラインオーバーのミスがあり得点が伸びず。あん馬、つり輪も14点台にとどまり、2位発進にも「順位は2番だけど。一つも納得のいく演技ができなかった」と唇をかみしめた。トップと0・725点差で迎える7日の最終日に向け「指先や足先まで注意して、攻める試合ができたらいい」と気合を入れ直した。

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2013年4月7日のニュース