日韓戦制しデ杯WG入れ替え戦へ 添田敗れ、最後に伊藤勝つ

[ 2013年4月7日 20:37 ]

日本―韓国 ポイントを奪い、ガッツポーズで喜ぶ伊藤竜馬

 男子テニスの国別対抗戦、デ杯アジア・オセアニアゾーン1部2回戦、日本―韓国最終日は7日、東京・有明コロシアムでシングルス2試合を行い、エースの錦織圭(日清食品)を欠く日本は添田豪(空旅ドットコム)が敗れ、最終試合で伊藤竜馬(北日本物産)が勝ち、通算3勝2敗でワールドグループ昇格をかけた9月の入れ替え戦進出を決めた。

 2勝1敗で迎えた日本は世界ランキング86位の添田が、鄭石英に代わって出場した445位の林勇圭の強打などに押されて7―5、6―7、4―6、3―6で屈したが、101位の伊藤が742位のチョ・ミンヒョクを6―3、6―3、6―0で退けた。

 ▼植田実・日本監督の話 添田は体調を崩した中でのプレーだったが、伊藤がベストを出してくれた。今回の日韓戦では勝ったことも含め、たくさんの意義を感じた大会だった。

 ▼伊藤竜馬の話 自分のすべてを出し切ろうと思ってプレーした。最初から最後まで全力でいった。9月の入れ替え戦までに世界ランキングも上げて、チームにまた貢献できるようになりたい。

 ▼添田豪の話 自分の中では百パーセントのプレーをしたので悔いはない。初日に5セットを戦った疲れがあったのも確かだが、体調を整えられなかったのは自分のせい。

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2013年4月7日のニュース