SC軽井沢ク 4年ぶり大舞台で猛反撃も…強豪に惜敗

[ 2013年4月1日 06:00 ]

スコットランド戦でストーンを投じるSC軽井沢クの両角

カーリング男子世界選手権

(カナダ・ビクトリア)
 30日に開幕し、日本代表のSC軽井沢クは1次リーグ初戦でスコットランドに5―7で敗れた。強豪を相手に1―2の第4エンドに4点を奪われ苦しい展開に。第7エンドで4―6まで盛り返したが及ばなかった。ソチ冬季五輪の出場枠が懸かる今大会は12チームが参加し、1次リーグの上位4チームがプレーオフに進む。五輪枠は昨年と今年の大会の成績を得点化し、今大会後に7枠が決まる。

 日本は世界ランク2位のスコットランドに敗れたが、明るい展望の開ける初戦だった。第5エンドを終えて2―6。長岡コーチから「胸を借りるつもりで、氷を読んで次につながるカーリングをしよう」と指示が飛ぶと、第6、7エンドに不利な先攻から1点ずつを挙げた。スキップの両角友は「嫌なショットを投げさせ、ミスを誘うという攻めるカーリングができた」と笑みを浮かべた。SC軽井沢クにとって4年ぶりの世界の舞台。両角友は「これから先はいつも通りに投げられるかな」と第2戦以降を見据えた。

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2013年4月1日のニュース