横尾 韓国勢に激怒 要請通りに「急いでプレー」も…

[ 2013年4月1日 06:00 ]

最終ラウンド、18番でバーディーを決めガッツポーズをする2位の横尾要

男子ゴルフツアー インドネシア・プロ選手権最終日

(3月31日 インドネシア・ジャカルタ エメラルダGC=7198ヤード、パー72)
 首位から出た横尾要(40=EH)は4バーディー、2ボギーの70にとどまり、通算17アンダー、271で2位に終わった。71で回った池田勇太(27=日清食品)は通算15アンダーで7位。1打差の2位から出た崔虎星(39=韓国)が通算19アンダーで日本ツアー初優勝を飾った。日本ツアーは次の東建ホームメイト・カップから国内開催となる。
【最終R】

 コース上に雷鳴がとどろき、残り1ホールで2時間37分の中断となった最終組の横尾は怒りの矛先を同組の韓国勢2人に向けた。「16番で急いでプレーするように言われて自分は真面目にやったが、残りの2人が変わらなかった」とプレーぶりに憤りを口にした。競技再開後、日没寸前だった18番で約1メートルにつけてバーディーを奪って意地を見せたが、2006年5月以来のツアー6勝目はならなかった。2位の結果には「十分ですよ。経費が出ればいいと思ってやっていたわけだから」とさばさばとした表情を浮かべ、「早く帰らないとね」と大急ぎで空港へと向かった。

 ▼1位・崔虎星 優勝できてうれしい。自分のゴルフに集中した結果だ。(日本ツアーの)シードも獲得できたので、たくさん試合に出たい。(1ホール残して2時間37分の中断にも動じず)

 ▼5位・谷原秀人 ぎっくり腰の手前だったがトレーナーのおかげで復活した。今回は悔しいが次につなげたい。(腰痛で痛み止めを飲んで出場)

 ▼7位・池田勇太 絶好調ではないが、ここまでやれた。トップ10に入ったのでそこはよかった。(開幕戦の予選落ちから巻き返し)

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