佐藤 HP初優勝「若い子が出てきて頑張らなきゃと」

[ 2013年4月1日 06:00 ]

決勝1回目88・25点をマークした佐藤

スノーボード全日本選手権第1日

(3月31日 北海道・ニセコ花園スキー場)
 ハーフパイプ(HP)が行われ、男子は今季から全日本入りした佐藤秀平(25=コナサーフ)が1回目に88・25点を出して初優勝した。女子は岡田良菜(22=バートン)が80・50点で4年ぶり2度目の優勝を果たした。

 佐藤は予選1位通過した勢いに乗り、決勝の1本目から横3回転や2回転を楽々と決め、高得点を叩き出した。「ナショナルチームでいろんな経験ができた」。欧米とはやや形状が異なる国内のパイプでも蓄えた地力を発揮した。この競技は次々と10代の注目選手が登場し、25歳は遅咲きの印象。「そんな意識はなかった。若い子が出てきて“頑張らなきゃ”とは思うけど」。スペインのW杯最終戦から29日に帰国したばかりでも、その疲れを見せない演技で実力を証明した。

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