新谷「完璧にこなすのが私」独走Ｖ３　一般女子６キロ

一般女子６キロで３連覇し、笑顔を見せる新谷仁美

福岡国際クロスカントリー大会

（2月23日 福岡市・海の中道海浜公園）
　一般女子６キロはロンドン五輪長距離代表の新谷仁美（ユニバーサルエンターテインメント）が２０分０秒で３連覇した。一般男子１０キロはチャールズ・ディランゴ（ＪＦＥスチール）が２９分４７秒で制し、昨年優勝の大迫傑（早大）は３秒差の２位だった。ジュニア男子８キロはカレミ・ズク（愛知・豊川高）が２４分２秒で２連覇し、２位に山中秀仁（日体大）が入った。同女子６キロは、鷲見梓沙（愛知・豊川高）が２０分２８秒で制した。

　一般女子６キロで３連覇を決めた新谷は序盤から飛び出して独走した。「ミスは許されない立場。完璧にこなすのが私の仕事のやり方」とロンドン五輪代表の貫禄を見せつけた。ゴール直後には「女性の憧れ」という、タレント壇蜜のものまねも披露し、会場を沸かせた。今年の目標を問われると「陸上界から名前が消えないようにしたい」と笑顔を見せた一方で、「目の前のことをやる。（８月の）世界選手権は、目標に入れていません」と冷静に話していた。