錦織 相手途中棄権で決勝進出「100%に近いプレーができている」

[ 2013年2月24日 06:32 ]

男子シングルスで決勝進出を決め、観客の声援に応える錦織圭

 テニスの全米室内選手権は23日、米テネシー州メンフィスで行われ、男子シングルス準決勝で23歳の錦織圭(日清食品)はマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)と対戦し、第1セットを6―4で奪ったところで相手が棄権した。24日(日本時間25日)のフェリシアノ・ロペス(スペイン)との決勝でツアー3勝目を狙う。

 世界ランキング22位で第5シードの錦織は、ノーシードから勝ち上がった世界53位のマトセビッチに鋭いサービスリターンと安定したストロークで対抗。左膝の故障から約1カ月ぶりに復帰した大会で、優勝した昨年10月の楽天ジャパン・オープン以来、今季初で通算5度目の決勝進出を決めた。

 ▼錦織圭の話 相手は調子が良かったので、棄権するとは思わなかった。ラッキーだった。100パーセントに近いプレーができている。体に負担もなく、決勝にフレッシュな状態で臨めるので有利。決勝を楽しみ、もちろん優勝を目指す。

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2013年2月24日のニュース