柔道暴力問題は五輪招致に「影響しない」 IOC委員

[ 2013年2月24日 06:00 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)元副会長で、東京が名乗りを上げている20年夏季五輪の開催都市選定で投票権を持つIOC委員のアニタ・デフランツ氏(60)は、23日までに米ロサンゼルスで取材に応じ、柔道女子日本代表の暴力問題について、自分の投票には「影響しない」との考えを表明した。

 76年モントリオール五輪のボート銅メダリストのデフランツ氏は、他の委員の意見は「分からない」としながらも、日本オリンピック委員会(JOC)などが再発防止を目指していることは、委員らの間でも肯定的に受け止められるはず、との見通しを示した。また、関係者が話し合うことが再発防止につながり重要だと指摘。「日本が沈黙せず対策を立てていることを多くの委員が知ることは(日本にとって)いいことだと思う」と述べた。

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2013年2月24日のニュース