車いす女子は土田６連覇　第一人者の貫禄示す

東京マラソン

（2月24日）
　車いすの部で女子は土田和歌子（サノフィ）が６連覇。昨年のロンドン・パラリンピックはレース中に転倒して５位と悔しさを味わい「ロンドンの後はモチベーションを保つのが難しかった」そうだが、第一人者の貫禄を示した。

　最近は練習にボクササイズも取り入れたという。出身地の東京を舞台としたレースに「沿道の人が名前を呼んでくれたりするのでうれしい」と笑った。

　男子は副島正純（シーズアスリート）が２大会ぶり５度目の優勝を飾った。「風が強くて車いすにとっても大変な４２・１９５キロだった。今後はマラソンと並行してトライアスロンにも挑戦したい」と意欲的だった。