“下町ボブスレー”国際舞台へ 3月北米杯でデビュー

[ 2013年2月18日 19:56 ]

昨年12月の全日本選手権女子2人乗りで優勝した「下町ボブスレー」

 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の山本忠宏ボブスレー強化部長は18日、東京都大田区の町工場が中心になって製造した「下町ボブスレー」を3月8、9日の北米カップ(米レークプラシッド)で使用することを明らかにした。国際舞台でのデビュー戦となる。

 国際大会での使用にはボブスレーの形状などが国際連盟規定に合致することが必要で、国産第1号の「下町ボブスレー」は認可を受けていない。山本部長は国際連盟の担当者に現地で認可を受けることで、参加は可能と見ている。

 北米カップはワールドカップ(W杯)の下部大会で、昨年の全日本選手権男子2人乗りを制した鈴木寛選手(マネックス証券)黒岩俊喜選手(仙台大)組が出場する。

 日本連盟は大田区産業振興協会と協定を結び、来年のソチ冬季五輪で男子の使用を想定した2号機を開発する。北米カップではそのためのデータ収集もするという。

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2013年2月18日のニュース