バレー男子監督にサトウ氏 米国コーチ務めた日系人

[ 2013年2月18日 17:34 ]

 日本バレーボール協会は18日の臨時理事会で、日本男子代表の植田辰哉監督の後任に、米国男子代表コーチを務めた日系米国人のゲーリー・サトウ氏(58)の就任を決めた。男女を通じ初の外国人監督。19日に記者会見する。契約期間やコーチの人選を今後詰める。

 長く米国男子の強化に関わったサトウ氏は、1988年ソウル五輪金メダル、92年バルセロナ五輪の銅メダル獲得に貢献し、5位だった昨年のロンドン五輪もコーチで参加した。

 東京都内で会見した中野泰三郎会長は、ロンドン行きを逃すなど低迷が続く代表には抜本的な改革が必要と強調し「過去の栄光は一度忘れ、ゼロから出発しないといけない。日本のことを客観的に見ている外国人の方が思い切った施策をできるだろうと思った」と説明した。

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2013年2月18日のニュース