足けいれんのアクシデントも乗り越えた!伊藤「気持ちで上回った」

[ 2013年1月14日 20:45 ]

全豪オープン男子シングル1回戦、フルセットの末にミルマン(オーストラリア)を下した伊藤竜馬

全豪オープンテニス第1日 伊藤竜馬3―2ミルマン

(1月14日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 試合途中、足にけいれんが起こるアクシデントを乗り越えて、伊藤竜馬が2年連続の初戦突破を果たした。

 世界ランキングで大きく上回る相手に、2セットを連取する好スタート。余裕の展開かと思われたが、「けいれんを起こしてしまい、どうしようかと思った」と、踏ん張りの効かなくなった足に、伊藤は第3セットを落としてしまう。第4セットは足の回復を信じて、最終セットに備える選択で、1ゲームも取れなかった。

 足が回復した最終セットは、サーブにスピードが戻り、ラリーでも相手と互角に渡りあった。お互いにブレイクを取り合う試合は、第12ゲームで1ポイントも許さずに制した。

 伊藤は「相手より気持ちで上回った」と3時間29分の死闘を振り返るも、「2回戦に備えたい」と昨季大会を越える成績を目指して、気持ちを切り替えた。

続きを表示

2013年1月14日のニュース